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栗本慎一郎著書紹介

19831990

栗本慎一郎略歴


著書のご紹介


東京の血は、どおーんと騒ぐ

(角川書店 03-3238-8451 1985/05/25)文庫は380円 (1983年 情報センター出版局より刊行)

闇市東京に生まれ育った栗本慎一郎.反文化の自由を都市に求める冒険者たちの都市論。amazon.co.jp
反少女   (角川書店 03-3238-8521 1985/11/15)980円
謎の処女小説 。 人類史の闇を透視し直感する男 塩田早夫。西アフリカ最深部より突然帰還した。彼を待つものは….神との決別を描くネバーエンディングストーリー! 初出誌:「野生時代」 amazon.co.jp
さぁクルマで出かけよう 光文社
表紙写真
「鉄の処女」光文社) 1985年 amazon.co.jp
表紙写真 なぜタイトルが『鉄の処女』なのかとい」うと、そもそもタイトルなんていうものは非常に重要なものではあるが、単なるいきがかりとか、言いがかりみたいなものだから、とくに意味はない。しかし、なんとか意味をと求める人にとっては、「鉄の処女」とは、中世ヨーロッパとげの刑罰あるいは拷問として、内部に鉄の棘を植えた大きな鉄製人形に人間を押しこめる責め具である、と言っておこう。当然、痛いし、血もにじみ出る。そう、本書は、知識とか思想を、血のにじむ形で整理して、不要な人には死んでもらうという意図を持っているのだ。不要でも生きていると美しい、などというおためごかしは認めない。不要なものはあくまでも不要なのである。不要なものは死ぬことによってのみ美しさを発揮できる。過剰は蕩尽されねばならないからだ。で、まあ、多少苦しいが、「鉄の処女」とは刑具であり、処理器具であり、血の流れていない人に対しては血を流させるものだ、といった意味で題名にしたというわけなのだ。でも実際のところは、ある人が、この本の企画段階で「オレは明治大学が持っている鉄の処女が好きだ」と、なんの脈絡もなく叫んだことが原因なのだ。そのとき、なぜか意味なく生命潮流的にそれに賛成する人が多く、ではこの本で取り扱う思想や知識とやらも、よく検討してみれば、結局この世になくてもすむものが多いし、少しは血を見たほうがいい、という意味もこめて『鉄の処女』としたのである。
罵論・ザ・犯罪 クロスオーバートーキング     (アス出版 03-3352-8621 1986/05/25 )1200円
表紙写真 日本「犯罪」共同体を語る.。
栗本慎一郎、小室直樹、長谷川和彦の鼎談。犯罪を中心とする善悪基盤の定義を,解かり易く多角的に解剖する。
「立ち腐れる日本」光文社) 1993年
表紙写真 湾岸戦争が開始されざるをえないことはわかっていた。それなのに、ほとんどの評論家やテレビ.キャスターが、戦争は開始されないだろうと誤った願望を述べ立てていた。それは根拠のとりかたが誤っているというよりも、根拠などまるでいらないという無責任な言説だった。とりわけ、テレビに登場する者はすべてが「時間を埋める」ということしか意識にはなく、そのよつぱきごうがんうな天に唾する行為の結果は視聴率によってしか計られないという敏岸さが顕著であった。テレビの視聴率とは、今日の貝殻追放制度(五一ページ参照)にほかならない。日本では私だけが、そこを適宜に浮遊しながら楽しんでいる。 大衆は、事実ではなく、自分の精神に都合のよいものを事実として受け入れる。さなれば、共通の認知こそ「事実」の唯一の根拠だという、わが経済人類学の説に基づけばよいのであって、なにもあえて大衆の「愚」を批判せずともよいではないかという議論も可能となる。実際、私にとって、そしてほぼ確実にまちがいなく西部氏にとっても、そのように放ったらかしにしているケiスもまた断固として現存している。しかし、湾岸戦争に代表されるように、日本の大衆の気分とそれにゴマをする評論家たちが「共通」を決定しえないという事態が、一九八○年代半ばから厳然かつ公然と存在することを忘れてはならない。「世界」あるいは「地球」が、厳然として存在しているからである。厳然かつ公然と存在するものを、自分の気分に合わないとして無視するのは、批判を失った精神の誤謬にほかならない。 amazon.co.jp
ニッポンの終焉 2001年への最後の選択 (現代書林 03-3205-8384 1989/10/20)1300円
表紙写真 著者が学問の領域を越えて現実社会、すなわち日本社会に正面から向かって書いた最初の一作。世紀の転換を前に日本社会の停滞と崩壊を憂い、具体的な社会状況と突き合わせたロングスパンの展望と改革策を提言する。
講談社文庫 408円 amazon.co.jp
闘論二千年の埋葬 日本人に何が起こっているか 田原総一朗×栗本慎一郎
表紙写真 amazon.co.jp
光の都市 闇の都市
表紙写真 amazon.co.jp
南部 地鳴りするアメリカ!   光文社 03-3942-2241) 1988/01/31 1100円
表紙写真 「南部」こそ今日のアメリカの原点だ! アメリカ南部テネシー州・ナッシュビルのヴァンダービルト大学客員教授時代の著者が、南部に強く残るWASP(アングロサクソン・プロテスタントの白人階級)の価値観を理解することで、アメリカの本質理解に迫る。

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かくして日は昇る 新日本革命論    (文藝春秋 03-3265-1211 1990/03/20) 950円
表紙写真 地方=世界=日本 の視点から浮かび上がる、日本の時代、地方の時代のコンセプト。湾岸戦争以後の世界の激震、そして世界の中の日本を読み解く。

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繩文式頭脳革命 講談社 03-3945-1111)  1989/11/29    1100円
表紙写真 縄文文明の優れたネットワークと技術の秘密はどこにあったのか?

脳の活性化の意図的コントロールを意識する著者がその発想法を伝授する、強靭で柔軟な論理構成法の書物。

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教授のインテリジェントテニス教室 技術と精神をきたえろ!
表紙写真 amazon.co.jp
大衆文化論 若者よ目覚めるな
表紙写真 amazon.co.jp amazon.co.jp
「幻想としての文明」講談社 03-3945-1111)  1990/10/11    1300円
  いま地球上で何が起きているのか。全地球的視座から文明興亡の法則を解き明かし、「21世紀を予見」する経済人類学の壮大な啓示!!
社会をひとつの生命体ととらえ、人類の行きつく先を見据える。amazon.co.jp

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